施設案内/概要・コンセプト

施設内写真

「過去と未来」が交わる創造的な空間

新しい敦賀の駅舎は、市民に長く愛され、市民の記憶にも鮮やかに残ってきた「2代目駅舎」のイメージを彷彿とさせるデザインです。かつての2代目駅舎が持っていた「2つのウイングと中央の玄関」という特徴的な構成を、暖かみのある木で仕上げた「2つの箱」として現代に甦らせます。
さらにその「2つの箱」をガラスで柔らかく包み込むことで、「2つの箱」との間に「縁側空間」を生み出します。かつての2代目駅舎の佇まいを踏襲した「2つの箱」が、未来を象徴するガラスの表皮を身にまとうことで、敦賀の駅は、歴史と未来を象徴する新しい玄関口として生まれ変わりました。
2代目敦賀駅舎(当時の様子)
2代目敦賀駅舎(当時の様子)

街に開かれた空間構成

新しい敦賀駅舎は、明るく開放的で、どこからでも市民や来訪者の姿が見え隠れする空間になります。また同時に中からは、敦賀の街や山並みの風景がダイナミックに体感できる場所になります。駅は単なる交通の結節点ではなく、どこまでも街に開かれた、活気溢れる街のシンボルになります。

機能的な空間構成

「2つの箱」と「縁側空間」は、駅舎を利用する人だけではなく、将来的な駅西地区の開発や橋上駅舎などの展開をも視野に入れた、極めて機能的な平面計画です。「2つの箱」は、比較的ゆっくりと滞在できる場所、「縁側空間」は、スムーズな移動を促す場所という具合に、2つの性格の異なる場所は、今後増加が見込まれる乗降客にとっても使いやすい動線計画を実現しています。また、空調計画においても、比較的安定した室内環境をつくりやすい「2つの箱」と、「外部の環境との緩衡空間として機能する「縁側空間」によって、効率的な空調計画が可能となり、維持管理費の低減を実現することができます。

 

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